ニュース・PR
ニュース・PR
スズケンとの業務提携に関するお知らせ
- プレスリリース
当社は、株式会社スズケン(代表取締役社長:宮田 浩美、以下スズケン)と、日本市場への新規参入を目指すスペシャリティ医薬品メーカーの製品上市における総合支援を可能とするプラットフォーム構築に向けた業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。
近年、革新的なスペシャリティ医薬品の上市が増加しており、それに伴い、日本市場への新規参入を目指す医薬品メーカーも増加しつつあります。これらの医薬品メーカーは、製造工場や物流センター、流通ネットワークなどのアセットを持たず、最小限のリソースにより日本市場への参入を目指すケースが多く、製造・メーカー物流・医薬品卸などの委託パートナーの選定を短期間で実施する医薬品メーカーが多数を占めています。
スズケングループは、業界大手として日本において医薬品流通業の中核を担い、スペシャリティ医薬品の国際輸送から日本国内における流通ネットワークを保有しております。一方で、当社は、20年以上にわたり日本国内で医薬品受託製造事業を展開するとともに、世界各国のGMP認証を保有し、輸出申請国が43カ国以上といった実績があります。両社が機能融合することで、日本市場への新規参入を目指すグローバル医薬品メーカーにワンストップで総合支援が可能となるプラットフォームを構築してまいります。
1.提携内容
(1)製造業務および物流業務をワンストップで受託可能な物流センターを埼玉県草加市に共同で構築
スズケンが新たに構築を予定しております「首都圏物流センター(埼玉県草加市)」内に、当社が製造業務受託できるエリアを設置することで、両社が協働して、スペシャリティ医薬品のMAH※コンサルティングをはじめ、輸入、検査、製造、保管(メーカー物流)および卸流通、さらにはPMS(市販後調査)、患者サポートまでワンストップで受託することが可能となります。加えてスズケングループが展開するキュービックスシステムと連動させることで患者さまに届くまでの高品質な物流を効率良く提供することが可能となります。
※ MAH(Marketing Authorization Holder):医薬品承認取得者の呼称
(2)スズケングループの中央運輸「加須医薬品共同物流センター」内に「武州製薬 加須パッケージングセンター(仮称)」を設置し、当社が受託製造を開始
スズケンの連結対象子会社である中央運輸株式会社(代表取締役社長:赤澤善博)の「加須医薬品共同物流センター」に新設した443坪の広大な保冷エリアを活用し、当社が得意とする検査、表示、包装といった二次包装を中心とした受託製造が可能となります。
(3)日本市場への新規参入を目指す医薬品メーカー向けに、米国において共同提案営業を開始
スズケンの連結対象子会社である株式会社エス・ディ・コラボ(代表取締役社長:副島秀継)を含めたスズケングループ各社と当社は、両社で情報連携、機能開発、人材交流を実施するとともに、当社における業務委託先(所在地:ノースカロライナ州)と共同で、日本市場への新規参入を計画しているスペシャリティ医薬品メーカーへの共同提案営業を開始いたします。
以 上
お問い合わせ先:
担当:マーケティング本部
電話:049-273-6386
住所:埼玉県川越市竹野1番地
Website: https://bushu-pharma.com/contact-us/
【武州製薬株式会社について】
武州製薬は、20年以上にわたって培ったCDMOの経験と知見を活かし、固形製剤・固形剤一次包装・注射剤製造・注射剤包装を国内向け医薬品製造だけでなくグローバル向けの医薬品製造をしております。治験薬から商用品の開発サポートから商用化までの製造対応が可能で、多くの製造設備と技術を保有しております。
プロジェクト開始から承認まで、日本における技術移転、生産、包装、ロジスティックといった最適なソリューションを提供できる国内大手の受託製造専門会社です。
お問い合わせ
医薬品受託製造専門会社ならではの豊富な経験、蓄積されたノウハウを活かし、 ご要望に合わせた支援をいたします。